2025年07月の白銀屋通信

夏空 うろこ雲
2025.07.28
 大暑の次候、土潤いて溽し暑しを迎えます。

 日本の夏独特の、絡みつくような暑さ     
 〝溽暑〟が続いています…                

 皆様、                         
 どうぞ、お身体をご自愛くださいませ(__)
 きっと、                       
 暑さ対策に、様々な「暑気払い」を、               
 実践されていることでしょうね。  

 かき氷などを食べて、暑さをしのいだり   
 キンキンに、冷えた生ビールなどを飲んで、    
 英気を養うのもいいですね(*^-^*)   

 私は、お客様に           
 少しでも、涼しさを感じていただけるように     
 玄関先を、打ち水をしています。           

 さて、                       
 お写真は、夕暮れ時に現れた〝うろこ雲〟           
 夏のうろこ雲は、珍しい。      
 赤い欄干の橋は、渋温泉和合橋。         

 夕方の巻積雲は、                      
 空の一部分だけで、すぐに消えてしまったので、    
 天気が、                  
 崩れる心配はなかったようです。           

 逆に、一雨欲しいぐらい…             
 
 その晩も、                  
 定例の「石の湯ホタル鑑賞」の便が、無事に出発したようです。
 期間は、7月31日まで。
夏空 高原のゴンドラ
2025.07.25
 7月25日は、「かき氷の日」              

 かき氷は、                   
 「夏氷」の名前でも親しまれていることから、   
 7(な)月25(つごおり)日              
 の、語呂合わせで制定されたそうです。         

 その、かき氷ですが、              
 古くは                   
 平安時代に書かれた「枕草子」の〝削り氷〟に    
 登場します。                    

 清少納言が食べた、               
 あてなるもの、かき氷のお味は、              
 どんなだったのでしょうか… 

 では、                      
 涼を感じる、高原のお写真のご紹介。                 

 志賀高原の山の駅から、               
 志賀高原リゾートゴンドラに搭乗して、           
 河原小屋の駅舎に向かうところです(*^-^*)     

 窓から、見下ろす景色は最高!            
 正面の山は、東館山。                  
 右側のスロープは、東館山スキー場。   
 左寄りには、                  
 西館山スキー場。 

 眼下のゲレンデには、                    
 高山帯の花々が。             
 黄色い花は、ニッコウキスゲ・アキノキリンソウ 
 紫色の花は、エゾリンドウ・マツムシソウ        
 ピンク色の花は、ヤナギラン              

 どれも美しい。            
 でも、                                       
 志賀高原内では、植物の採取は盗掘になります。            
 マナーを守って、ご観賞くださ~い(__)                   

 山の駅までは、                     
 渋温泉からお車で、約30分。                
 お手軽なドライブコースの一つ。           

 どうぞ、                  
 湯旅にお越しくださ~い(^^♪    
夏空 入道雲
2025.07.22
 大暑の初候、桐始めて花を結ぶを迎えます。   

 夏の土用は、7月19日から8月6日です。           
 季節の変わり目として、               
 体調を崩しやすい時期。        

 今は、               
 一年で、最も気温が高く、            
 道路には、陽炎がゆらめき、            
 見上げる空には、入道雲。           
 うだるような暑さが続きます…               

 こんな時は、                  
 「夏バテ防止」に、                  
 野菜や魚介類を食べて、               
 ビタミンやたんぱく質を、効率よく摂取したいものです(*^-^*)

 お宿では、                          
 新鮮な夏野菜を用いてお作りしています。            
 また、                      
 〝鯉のたたき〟〝桜肉〟なども、                   
 老若男女に、人気がございます(*^-^*)                

 どうぞ、                   
 夏バテで、                  
 低下しがちな、肝臓機能を回復させてください(__)  

 今年も、「夏祭り歩行者天国」が開催されま~す(^^♪
 北信州の朝晩は、涼しくて過ごし易い!
夏空 小出屋ラベンダー園
2025.07.17
 小暑の末候、鷹乃学を習うを迎えます。   

 今、                     
 各地では、様々な夏の行事が     
 執り行われています。             

 「博多祇園山笠」            
 「那智の扇祭り」            
 
 そして、          
 京都では、八坂神社の祭礼                
 「祇園祭」が開催中です。                   

 本日(17日)行われるのは、                
 祭り最大の山場となる、山鉾巡行。            

 こうして、                   
 暑さを吹き飛ばす壮大な行事が、続きます。           
 いいですね(*^-^*)                   

 ところで、                    
 お写真は、「小出屋ラベンダー園」               
 祭りの喧騒とは対照的な、
 爽やかで、可憐な花に囲まれたひと時です。    
 夏の高原の風物詩(*^-^*)     

 見晴らしは、最高!              
 でも、                    
 そろそろ、刈り取られる頃かなぁ…  

 場所は、    
 町内の農道を登って行きます。          
 舗装されていない箇所や                
 ワダチもあるので、小型車がおすすめ。                  
 時には、SS(スピードスプレーヤー)に遭遇することも…
                
 どうぞ、                   
 湯あみにいらしてくださ~い(^^♪               
 8月から、                     
 夏祭り歩行者天国がはじまります(*^-^*)
稲泉寺の大賀蓮
2025.07.13
 小暑の次候、蓮始めて開くを迎えます。            

 各地の池や沼で、蓮の見頃を迎えています。   

 お宿の坪庭の池では、                  
 午前中、毎日のように、シオカラトンボが      
 やって来ては、ギボウシに止まったり       
 池上を旋回して遊んで行きます。  
 いつもの夏の始まり。          

 また、                      
 先月の、「バラまつり」で買い求めたバラ、     
 「エル」「ストロベリーアイス」が蕾を増やして、
 再び開花しました。
 四季咲きの花は、これが嬉しい(*^-^*)

 玄関先で、薄紫色のアポイキキョウ、コバギボウシ   
 との、競い咲きが楽しい…                  

 そして、                      
 お写真は、大賀蓮。                
 木島平村の「熊野山 稲泉禅寺」の敷地内です。    

 2千年以上地中に眠っていた種から発芽した    
 「古代蓮」が、大きく花開いています(*^-^*)  
 生命力は、旺盛ですね!                 

 木島平村まで、お車で約1時間。              
 畦道なので、ハイヒールは、避けた方が無難。            

 どうぞ、                        
 湯旅にお越しくださ~い(^^♪        
 次回は、                   
 「小出屋のラベンダー園」                                  
神秘的な輝き〝大沼池〟
2025.07.09
 7月9日と10日は、                       
 東京浅草寺の「ほおずき市」              
 四万六千日です。               

 この日に参拝すれば、             
 一生(一升)分の功徳が得られるそうです。

 米1升は、                   
 4万6千粒の米にあたるそうです。             
 数えたんだ~(-_-;)                

 「ほおずき市」は、夏の風物詩。         
 浴衣が、よく似合いますね。                  

 さて、                        
 お写真は、夏山の風物詩の一つ              
 〝大沼池〟                
 コバルトブルーの輝き!             
 裏志賀山の山頂からの眺望。  
                 
 この登山コースが、健脚者向けに人気がある、   
 「志賀山登山コース」です。               
 道中の、渋池・四十八池の景色も素晴らしい!    

 他にも、                     
 一日自然の中で楽しむ、ファミリー・山ガール向けの        
 各種の「探勝歩道コース」もおすすめ。
 珍しい山野草を愛でたり、原種のイワナにも遭遇するかも…       
      
 参考にして頂ければ幸いです(*^-^*)            

 ひと汗かいた後は、                 
 是非、                     
 源泉かけ流しの、渋温泉の湯で、寛いでくださ~い(^^♪
 8月から、                    
 「夏祭り遊歩道」が始まります(*^-^*)
浮島が漂う渋池
2025.07.07
 小暑の初候、温風至るを迎えます。     

 湿気を含み、じんわりと生温かい風       
 「南風」が吹いています。               

 本日は〝七夕〟                     

 〝夏の大三角〟が東の空に浮いて輝きます。    
 わし座のアルタイト          
 こと座のベガ                    
 はくちょう座のデネブ                   
 それぞれを結びます(*^-^*)                

 今晩は、見れそうですね。                 

 そして地上でも。                          
 お写真は、志賀高原の渋池(標高1.800m)に 
 浮かぶ「浮島」   
 上には、                         
 食虫植物のモウセンゴケ                
 湿原植物のワタスゲなどが生えています。        

 渋池も池塘。                      
 周囲には、ハイマツ原生林が生育しています。      
 また、                       
 渋池は、日本で一番標高が高い、             
 モリアオガエルの繁殖地として、有名。            

 お宿の主が撮った写真には、                
 一面に、ワタスゲの果穂が風になびき、          
 シガアヤメが、上品に咲いていました…           
 美しい。好いですね。羨ましい…    
 次回は、裏志賀山から望む大沼池。             

 どうぞ、                     
 湯旅にお越しくださ~い(^^♪               
 前山まで、お車で約40分です。             
四十八池湿原
2025.07.03
 夏至の末候、半夏生ずを迎えます。              

 半夏生は、米作りにおける大切な節目。  
    
 そして、                     
 いよいよ7月を迎えます。               
 本格的なレジャーシーズンの到来!           
 7月1日、                             
 各地では、「山開き」「海開き」が 
 行われました。 

 そこで、                     
 今回は〝夏山トレッキング〟のご案内。            

 お写真は、志賀高原の四十八池湿原。    
 志賀山(標高2,037m)と鉢山(標高2,041m)の間に広がる、   
 盆地状の高層湿原。                  
 標高1.880mの地点に、大小60以上の池塘が点在しています(*^-^*)

 先日、                       
 宿の主が、歩いて来ました。
 羨ましいです(-_-;)
 お写真で見る限り、                    
 水辺には、湿生植物のワタスゲ・コバイケイソウ・ハクサンチドリ
 シガアヤメなどが、咲いているようです…     

 また、                       
 ここの池塘では、クロサンショウウオ・モリアオガエルが、  
 生息しているはずですが、                
 今回は、確認できなかったそうです…               
 残念(^_^;)                       
 
 次回は、渋池。                   

 では、
 トレッキングの後は、                  
 源泉かけ流しの湯、渋温泉で汗を流してくださ~い(^^♪
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